風邪や「なんとなく体調が悪い」など内科全般の診療をいたします。
胃や腸の疾患の診断と治療、胃・十二指腸潰瘍・胃癌の原因になるヘリコバクター・ピロリ菌の除菌治療など専門的な治療を行います。
胃内視鏡(胃カメラ)、大腸内視鏡(大腸カメラ)による検査も実施しています。
胃や十二指腸、大腸などの臓器の変化を直接カメラで見ながら確認する検査です。
バリウムを使ってレントゲン写真を撮る『胃透視』『注腸透視』は、臓器に付着したバリウムの形を見るので、小さな変化は見落としがちになります。
一方、内視鏡検査は小さな病変を見つけることができます。
また、検査中に臓器の一部を少しだけ採取し(生検といいます)、検査することによって臓器の病変が良性か悪性かを診断します。
大腸の内視鏡検査では、検査時に見つかったポリープをその場で切除する手術(内視鏡的ポリープ切除術)も可能です。
より高い診断精度を実現するため、ハイビジョンシステムにて診断を行っています。
また、特殊光を使用して粘膜表層の血管模様をとらえるNBI(Narrow Band Imaging)による検査が可能なシステムを採用しています。
検査は多少の苦痛を伴うこともありますが、健診で内視鏡検査を勧められた方、胃腸に自覚症状のある方、血縁の方に胃腸のがんの患者さまがおられる方で検査を受けたことがない方は、一度は内視鏡検査を受けられることをお勧めします。
当クリニックでは、苦痛を軽減するための処置を医師の判断で実施することもあります。
内視鏡検査は、原則として予約制です。ご希望の方は事前にご相談ください。
特に大腸の内視鏡検査では、確実に検査を行うための注意事項の説明や、内服薬をお渡しする必要があります。検査日の前日までに一度ご来院いただきます。
肝機能異常、B型・C型肝炎など専門医としての診断・治療を行います。
肝機能の異常を起こす原因には、ウイルス、アルコール、薬剤、脂肪肝、自己免疫、胆嚢や胆管の病気などがあります。検診などでALT(GPT)の数値が31IU/L以上であれば肝臓に何らかの問題があると考えてください。肝臓は沈黙の臓器といわれるように自覚症状がないままに病状が進行し肝硬変や肝がんが発症することがあります。
1日あたり純エタノールとして男性で30g以上(ビール750ml、日本酒なら1合半、ワインはグラス2杯半、ウイスキーでダブル1杯半、焼酎150mlに相当)女性は20g以上(男性の2/3)を毎日飲み続けるとアルコール性肝障害をおこすことがあり、これ以下の飲酒量でも肥満や糖尿病などによる脂肪肝に炎症が加わりNASH(非アルコール性脂肪肝)を発症すると発癌のリスクが高まります。ウイルス性肝炎のうちB型肝炎ではALT値が低くても
またB型及びC型ウイルス性肝炎の治療を受ける際に要した医療費の助成を受けることができます。
階層区分 | 自己負担限度額(月額) |
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甲:世帯の市町村民税(所得割)課税年額が235,000円以上の場合 | 20,000円 |
乙:世帯の市町村民税(所得割)課税年額が235,000円未満の場合 | 10,000円 |
詳細は島根県のホームページをご参照ください。
https://www.pref.shimane.lg.jp/medical/kenko/kenko/ekibyo/kanen/kanen.html
病気の診断の検査の一つとして超音波による内臓の観察を行います。
腹部・甲状腺・乳腺などの検査が可能です。
身体に超音波を投射し、その反射波(エコー)を画像に映し出し臓器の変化を見る検査です。
器具にゼリーをつけ、身体に直接当てて検査します。
腹部の検査では、胃に食物が残っていると正確な検査ができませんので、絶食が必要です。
腹部の検査では、肝癌・肝硬変・脂肪肝・肝のう胞・胆石症・膵臓癌・膵炎など乳房では乳腺腫瘍、甲状腺では甲状腺腫瘍などの診断に役立っています。
鮮明・高画質な最新の超音波診断装置を使用し、病変の早期発見を心がけています。
検査は原則として予約制とさせていただいていますが、診察にて必要と判断させていただいた場合、ご本人の了解を得て予約以外でも実施させていただいています。
糖尿病、メタボリック・シンドロームなどのいわゆる生活習慣病の治療や生活指導を行います。
米国の高脂血症治療ガイドラインでは、下記5項目のうち3項目が該当するとメタボリック・シンドロームと診断されます。
一番の方法は、内臓脂肪を減らすことです。そのために・・
当クリニックでは、受診時定期的に体脂肪測定・腹囲測定・血液検査を行い、経過を見ながら必要なアドバイスをさせていただいています。
ご希望の方にはパンフレットや冊子、自己管理のための記録手帳をお渡しいたします。
「今すぐ禁煙したい」とお考えの方のための外来です。貼り薬や内服薬を使いながら無理なく禁煙できるよう支援します。
2006年4月から禁煙治療に保険が適用されることになりました。喫煙を単なる習慣や思考と考えるのではなくニコチン依存症という病気としてとらえ、必要な治療を行うという考え方です。治療は一定の条件を満たした喫煙者なら、どなたでも受けることができます。
以上4項目全てを満たしている方が対象となります。
条件を満たしていても、過去に保険適用での禁煙治療を受けたことがある方は、1年以上経過していないと自費扱いの診療となりますので、ご注意ください。
受診時期 | 治療内容 |
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治療前の問診・診療 | 禁煙治療のための条件の確認 |
初回診療 | ①診察 ②呼気一酸化炭素濃度の測定 ③禁煙実行、継続に向けてのアドバイス ④ニコチン製剤の処方 |
再診1(2週間後) | |
再診2(4週間後) | |
再診3(8週間後) | |
再診4(12週間後) |
自己負担3割の方の例
受診時期 | 料金 |
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初回診療 | 1,760円 (初診料、ニコチン依存症管理料、処方料) |
再診1(2週間後) | 1,130円 (再診料、ニコチン依存症管理料、処方料) |
再診2(4週間後) | 同上 |
再診3(8週間後) | 同上 |
再診4(12週間後) | 1,130円 (再診料、ニコチン依存症管理料) |
インフルエンザワクチン、麻疹(はしか)ワクチンなど、ご希望により実施いたします。
予約制の自費診療となります。
雇入時健康診断、企業の方の定期健康診断、特定健康診査など。
医院名 |
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あさひまちクリニック |
院長 |
小林 淳子 |
住所 |
〒690-0003 島根県松江市朝日町476-7 |
診療科目 |
内科・消化器内科・産婦人科 |
電話番号 |
0852-61-3006 |